わたしとは

 私は30年以上前に『きのこエスポアール病院・佐々木院長』と出会い

『認知症の人と施設』に初めて出会いました。

 当時は無機質な施設が当たり前でしたが、スウェーデン研修や認知症の方

々との触れ合いから『施設から住まいへ』という表面的な言葉だけでなく、

『自分の母をいれたい。』『自分が住みたい。』『利用者の笑顔が見たい。』

心の部分の大切さを学んだような気がします。

 その間施設に泊まり込み利用者と一緒に過ごしたり、様々な検証を

重ねつつ、30年以上一貫して『利用者にとって良い環境』を目指して

やってまいりました。

スウェーデン研修写真

 ≪01_z/gh_tomari.pdf≫ 泊まり込み紹介記事はPDFファイルをご覧草下さい。

 

 施設に泊まり込み、彼らから温かい歓迎を受けることで、逆に勇気を

もらい励まされたことを今でも忘れることができません。

『そう・・もしかしたら私は彼らに救われたかもしれません。』だからこそ

『恩返し』の意味でも30年間ぶれずにやってこられたような気がします。

 

 また、利用者家族から『こんな施設を探していました。本当にありがとう。』

と言われたとき、『まだまだ頑張っていこう。』と勇気付けられたことも忘れる

ことはできません。

 

ぬくぬくの写真