助成金事業について

     

   介護老人施設関係の助成金事業を4つご紹介します。

 

①プライバシー保護のための改修支援

特別養護老人ホーム多床室における居住環境の質的向上を目的としたもの。

    定額補助=約73.4万/床(4人部屋の場合約293.6万×部屋数)

 

 *詳しくは下記のPDFファイルをご覧ください。

  ≪privacy1.pdf≫をclick

 *プライベート保護のための間仕切り設置だけでなく、居室全体のコーディネートをお手伝いします。

 *家具メーカー営業案件についてはお気軽にご相談ください。

プライバシー保護のための改修事例

 

②介護施設等における感染症拡大防止対策に係る支援Ⅰ

介護施設等において、新型コロナウィルスの感染拡大の防止を目的としたもの。

ⅰ:都道府県消毒液等購入費

ⅱ:介護施設等の消毒・洗浄経費

ⅲ:地方自治体の広報・啓発経費

ⅳ:介護施設等における簡易陰圧装置・換気設備の設備に係る経費

 *ここではⅳについてだけ取り上げます。

     補助率:国2/3・都道府県1/3

出来たばかりの政策のため、居室の陰圧率等の数字目標が明記されておらず、どのような設備をすれば

いいのか?はっきりしません。たとえば、陰圧率が低い設定だと個室内で給気排気共完結している場合は

それだけで陰圧の基準が成立します。

 *詳しくは下記のPDFファイルをご覧ください。

  ≪kansenkakudai1.pdf≫をclick

 

 

③介護施設等における感染症拡大防止対策に係る支援Ⅱ

介護施設等において、新型コロナウィルスの感染拡大の防止を目的とした、多床室の個室化改修に必要な

費用を補助するもの。

      定額補助=1定員あたり97,8万円

この助成金事業はハードルが高いと思います。

  理由

ⅰ:天井までの壁が必要になるため、天井の設備機器(空調・換気・SP・照明・放送・火報等々)をすべて更新

  せねばならず、改修費が助成金以内に収まらない可能性が高い。

ⅱ:現行の面積基準(例:特養=10,65㎡・内寸)を満たすことが難しい。

ⅲ:一般的な4人部屋を4室に改修する場合、全室に窓を設けることができない。

 *詳しくは下記のPDFファイルをご覧ください。

  ≪kansenkakudai2.pdf≫をclick

 

 

④介護職員宿舎施設整備についての助成金

      補助率=1/3

       *今後、変更や補助対象外になる可能性あり

       *福祉医療機構からの借入は出来ない

 *詳しくは下記のPDFファイルをご覧ください。

  ≪syukusya4.pdf≫←をclick