この計画は認知症の理解向上と、介護向上のために炉端の家に隣接される形でつくられた。 元中学校の敷地であるため、計画地が段々になっているので、上の段に平屋建てで研修棟、下の段に2階建てで宿泊棟を設計した。 施設でよく見られる仕上げ材料を極力排除し、建物内は本物の梁を表したりして、施設にありがちな無機質な空間をさける事ができた。 もちろん、外観は炉端の家と調和するように配慮した。