この、計画は倉敷市の郊外の、大学近くで計画された。 計画に際して、『どうしたら、このマンションが人気商品になるのか?』というテーマで、施主と不動産業者と私の三者で議論を重ねた。 結論として、先ず女性に入りたいと思わせることを大前提に計画を進めた。具体的には温かい暖色系のタイルと、おしゃれな窓枠・・・建物の手前に季節感を感じるよう、たとえ駐車場のスペースを小さくしても、大きなけやきの木を植えた。 入居者確保が不利といわれる地域においても、人気商品として今でも定着している。 また、部屋の内訳は多様性を満足させる為、1ルームマンションだけではなく、6戸ほど家族用のお部屋も、ゾーンを分けて設計した。