「かわつ」は坂出市のシンボルともいえる飯野山( 讃岐富士)の麓に位置し、美しい風景に囲まれている。 この景色を建物の色々な場所から見えるように形状を工夫し、廊下や広縁など様々な利用者の居場所に取り入れ、心地よい空間としている。これらの居場所は、お部屋と共同生活室以外の第3の居場所として、ケアの幅を広げる役割をもっている。 居室には全てトイレと収納を用意し、生活の自立を支援している。また、建物全体を、木の暖かい温もりが感じられるつくりとしており、どの場所にいても、心地よい雰囲気と景色を楽しむことが出来る。