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岡山で「認知症の人と家族の会」の代表として、ご活躍されている妻井さんと、福祉施設についての現状と問題点などのお話しをしました。

妻井さんプロフィール(←クリック)

4.生活圏域のありかた

剱持

で、あとは生活圏域の話ですね。これは岡山市と倉敷市での話しですが、この中で決まっていくんですね。小学校区プラスアルファの広さですね。で、簡単に言うと、倉敷中部で、計画するのはこれで(資料)決まってくるんですね。

妻井

ああ、圏域ごとに計画を出すんじゃな。

剱持

妻井さんも、わたしたちが応援している、さる法人さんは、ここですからここでやりたがっとるわけです。しかし、この圏域の外れに地域密着型があって、隣の圏域のはずれに地域密着型があるわけです。500mしか離れてないのに圏域が違うだけで、連携もとれていない同じような施設が2つあるのはおかしくない?とその法人さんが言ってる訳です。(圏域をまたがっていれば近くてもよい)

妻井

なるほど。

剱持

だから、本来はと中域ぐらいで選らばないと。中域だったら競争原理が働くと思うんです。特に介護の質の競争が・・

妻井

そりゃそうじゃわな。

剱持

家族会はそれを提言しませんか?

妻井

確かに本来とは在り方とはかけ離れているけど僕が・・言うのも・・

剱持

じゃあ、妻井さんの意見として、議員さんのほうが・・

妻井

おかしいと思ったら、心ある議員さんが問題提起したほうがよいと思うよ。

剱持

だから、本来ならこの中域くらいで5つの中域で分けて、区域ごとに1つだけ選定し、その採択方法は、一部有識者を入れ、かつ、施設のケア内容も視察し得点化をし、透明化を行えば、利用者が喜ばれるような施設が増えると思うんですけど・・まぁ~夢なんですけどね。そうなることが・・・そうすれば、土地を持っているとか言う話じゃなくて、事業者同士のもっとちゃんとした、いいものをつくっていこうという。道理が通るんですがね。だから今は極論としては、土地を持った者、土地を探したものが勝ちですから。

妻井

限定されるということか。なるほどね。たしかに考えるなぁ・・・

剱持

これは第4期介護計画ですからね。3月にまた、第5期が出ます。これによって、建築屋さんやコンサルが土地を物色するんでしょうね?

妻井

そうなるのか・・・

剱持

それで土地を持って法人に営業をかけるんですよ。

妻井

ほう、建築会社が言うのか。本末転倒じゃ

剱持

行政側も地域密着型サービスだからこれで選ぶしかない。中域とか広域ではできない。

妻井

だけど、こういうふうにバラバラになって矛盾ができてしまうじゃない。

それこそ、岡山県の認知症研修で一緒だった、今議員になっている☆☆先生に議会でがんばってほしいと思うよ。

剱持

それに対して、私たちも応援しますという姿勢で。☆☆先生に伝えましょうか。

妻井

そう思うよ。

剱持

了解しました。