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岡山で「認知症の人と家族の会」の代表として、ご活躍されている妻井さんと、福祉施設についての現状と問題点などのお話しをしました。

妻井さんプロフィール(←クリック)

7.トイレ・収納は基準面積にされるべき

剱持

これは、どこに持っていけばいいかわからないんですが、特養もグループホームも生活支援のための収納、自立支援のためのトイレをつくれば、面積のカウントから外されます。

妻井

はいはい。

剱持

昔、特養が13.2㎡で、今10.65㎡になったんでが・・で、グループホームが7.43㎡なんです。

妻井

はいはい。

剱持

面積除外ですから・・また、内々の面積ですから、収納もトイレもない方が面積を稼げるんですね。同時に安く上げることもできるんですね。

妻井

そりゃそうじゃな。

剱持

でも、利用者のためにならない。だから、要はトイレと収納は基準面積算定にカウントされるべきです。

妻井

そりゃそうだ。

剱持

これは、家族会で取り組んでいただいた方が、いいんじゃないですかね。

妻井

家族会はそこまで、気が付かないよ。こんな細かい法律の方まで。

剱持

収納をとらなかったら、この写真のお部屋みたいになってしまうんです。畳のお部屋に押入をつくらないのも問題ですが・・収納も大事です。

妻井

確かに酷い写真じゃ。紙パンツやおしめが山積みだな。ああ、やっぱり両方いるんじゃな。

剱持

両方いるということは、やっぱり面積算定含まれるべきです。

妻井

ほんまじゃな。うんうん。これを言っていくのは、国じゃな。

剱持

じゃあ、誰に託せばいいんですか?でも、僕が国に持っていっても無理ですけどね。これは、研究者が消費者団体が行かないと変わらないって言われましたけどね。事業者の団体でなく消費者団体さんがこういう提案をしないと、やっぱりだめでしょうね。

妻井

なるほど。考えてみるわ、これ。

剱持

じゃあ、僕が家族会の名前を語って国に言ってもいいですかね?

妻井

会員なんなら家族の会の会員じゃって、言えばいいじゃない。

剱持

まあ、会員ですけどね。

妻井

ただ、勉強会か何かやらないといかんな。むしろ、介護家族なんか集めてね、日本の高齢者ケアの施設を考えるというようなね。そういうような勉強会をやるべきだね。

剱持

資料をつくりましょうか。サポートさせていただきます。あと今、問題になっているのが多床室の問題。以前、多床室と個室を議論しとったでしょう?その資料をつくったんです。建築費が1割も変わらないということがわかりまして。

妻井

ん?

剱持

建築費が多床室と個室では1割しか変わらないんですよ。結局は。だから、家賃を6万円のところを5万円にするのが精一杯。

妻井

ああそう。するのが精一杯。

剱持

で、多床室も家賃を取りなさいっていう話に、来年からなるでしょう?

妻井

なるなる。

剱持

どうするんでしょうね、これ。

妻井

あのな、多床室問題っていうのは非常にひん曲がっていって、今の運用の問題と絡めてね、要するに特養に入るのに4以上だろう?寝たきりの状態になってしまったり。

剱持

地方では多床室は基本的にNGですが、東京都だけは多床室で助成金が出ます。その代わり、多床室の場合はこうしなさいと。

妻井

条件があるわけじゃな。

剱持

はい。で、イメージ図ってこんな感じで。個室ユニットと一緒なんですよ。要は、各ベッドに全部に外部に向かって窓があると。

妻井

あると。実態的には個室なのか?

剱持

そうです、実際には個室と一緒ですこれは。ほんなら、これでやったらほとんど、個室も多床室も変わりません。間違いなく。

妻井

そうだろうな。変わらんだろう。

剱持

そうです。家賃変わらんですよ。これじゃ~どうするんでしょうね。やっぱり多床室で低所得者に配慮するんであれば、全部で7万ぐらいが相場かと。

妻井

そうじゃな、多床室の問題は低所得者対策だけじゃ。それから、重度化した特養の実態と併せて、しょうがないがと言う問題になってしまった。

剱持

でも、ほとんどかわりませんから。建築費だけは。

妻井

お金はかわりませんよとね。

剱持

家賃が6万が3万になるんだったら、まだいいんですけど。6万が5万で。払えない人は結局、国から25%、県から12.5%、市から12.5%助成だすんでしょ。家賃の。それで足らなかったら介護保険から助成だすんでしょ?そうすると、結局公的な資金がかかってしまう。

妻井

なんにもならんな。それじゃ。そうか、収納トイレは基準面積に入らんのか。そりゃまあ、そうじゃ。